山芋鉄板焼き(12月の食養生)

漢方ごはん
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今年も、早いもので今月で終わりです。

12月初旬は、まだ暖かかったので、

ピンと来ていませんでしたが、

2週目からは、急に寒くなったので、

冬が来たと実感しています。

 

年末に近づくに連れて忙しくなりますが、

中医学では、この時期は頑張りすぎないことが、

心身の健康維持に大切です。

1)なるべく汗をかかず、潤いを守る

2)なるべく口数を減らして、大人しくし、気力を守る

3)なるべく活動を抑えて、体力を守る

この3か条を心にとめておいてください。

 

冬は、生命力を司る腎が活動的に働く季節。

腎が弱ると、老化現象が現れるので、

「黒い食材」または、「鹹味を持つ食材」

たとえば、黒豆ひじきを摂ることがおすすめです。

 

そして、身体を温めるネギやしょうが等の食材を、

日々の食事に取り入れて、冷えないようにしましょう。

(愛読書漢方ごはんより)

 

そして、今回は生薬としても使われる

エネルギー補給食材「山芋」を使った

「山芋の鉄板焼き」を紹介します。

 

山芋は、漢方では乾燥させたものを

「山薬」という滋養強壮剤に使うほど、

エネルギー補給力が高い食材です。

 

胃腸の働きを高めて、胃腸に優しいので、

食欲がないときや、病中病後にもよい食材。

この時期、寒さで弱りやすい腎を助けて、

生命力を高めるため、老化防止にも

一役買ってくれます。

 

おすすめの食べ方は、すりおろすと

消化酵素もアップ。

少し温めるとさらに良いそうです。

 

私は、居酒屋の「山芋の鉄板焼き」が好きなので、

「山芋の鉄板焼き」を作ります。

 

私の作り方は、山芋をボールにすりおろして、

出汁の袋を破いて、中身を小さじ1~2杯(山芋の量による)

白だしを小さじ1杯、卵を1個を入れて、よく混ぜます。

フライパンに油を敷いて、山芋を流し込み、

片面4~5分焼けば出来上がり。

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味が薄ければ、お好み焼きソースを少しかけて、

かつお節を好きなだけかけます。

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お鍋にとろろを入れるのもいいですね。

この時期是非、山芋を食べて胃腸や腎を守りましょう。

 

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