2022年8月23日。
今日は「介護に関する入門研修5日目」最終日です。
今日の午前中は主に介護事故のリスクマネジメントや感染対策についてです。
午前中の先生は熱く語る女性の先生で、ちょっとドラえもんの声に似ていました(笑)
高齢者の三大事故は、①転倒 ②転落 ③誤嚥 だそうです。
特に①転倒と②転落で約8割を占めるそうで、
私の母も、今年の2月に転倒して大腿骨頸部骨折をしました。
骨折した時は、デイサービスいたので、素早い対応をしていただきました。
しかし、自宅でも骨折までいかなくとも何度も転んでいます。
どんなに気をつけていて、私がついていても転ぶときは転びます。
その都度反省して、対処できるものはしていますが、ついて回るわけにもいきませんもんね(^^;)
でも危険を避けるためには、あらかじめ察知・推測し続ける努力が大切との事でした。
感染対策については、感染の種類や対策の基本知識という事で、
手洗いやマスクや手袋・エプロンのつけ方外し方は、動画で見せていただきました。
最後は介護している家族の方や、介護職の健康やストレスについてです。
この講義で先生が声を大にして言われてたことは、二つあったように思います。
ひとつは介護される側に対して
①動かなければ動かなくなります!
嫌でもデイサービスなど、外に出かけることで身体はもちろん、
何を着るか等、色々考えて脳も活性化させることが大切という事です。
初日の講義では、「歳をとると教育と教養が大事」
⇒「歳をとると今日行くところがある、今日用があることが大事」とも言われていました。
もう一つは介護する側に対して
②一人で頑張って介護する必要はない!
介護する家族が心身ともに健康であることで、一番良い介護が出来ます。
なので、社会福祉専門職に相談して支援をしてもらう事をためらわないでほしいとのことです。
二つとも1日目から、すべての先生が言われていたことです。
午後は人権学習というタイトルでしたが、現代における介護の問題についてでした。
午前中の先生とは正反対で、元西日本新聞社にお勤めで、理路整然と語られる男性の先生です。
たまに冗談も絡めながらではありましたが、戦後の経済成長から平均寿命が伸びた背景と、
それがもたらしている現代の介護殺人、介護心中などの問題を、
今迄の事件を凡例にわかりやすく説明してくださいました。
最後に『大切な親を家で看取るラクゆる介護』(井上雅樹/幻冬舎)という本からの抜粋で、
10項目あり、その中の2項目目の家族の介護では、
介護保険をサービスを活用し、家族の介護は「50」点でいい。
戦後は家族が看るのが当たり前でしたが、時代背景は変わっているので、
完璧にやろうとせず、転倒や認知症を恐れずに色んな人に支援してもらってください。
と言うこと。趣味もやめてはいけないと言われていました。
私の場合は、アビスパ福岡の試合観戦はやめなくていいと言われたみたいでとても嬉しかったです。(≧▽≦)
この研修を受けて良かったと思います。
仕事としても、今も今後も必要とされる仕事で、色々種類もあるようなので、
ちょっと考えてみてもいいかなぁと思いました。
今回紹介した研修について興味がある方は、是非受講されることをお勧めします。
5日間すべて受講すると修了証明書もいただけます(*´▽`*)
コメント
介護研修お疲れさまでした!(^o^)
今後、誰でも自分が介護される側になるかもしれないということを
考えておかないといませんねぇー😅
それに対する対策は、いろんな形が今はあるかもしれないけど
高齢者も増えてるから、施設もいっぱいになるだろうし、自助努力が大事よね😃
自分の健康寿命を延ばせるように
今から頑張ります(^o^)/
いつもコメントありがとうございます。
ほんとにそうです。
ピンピンコロリが理想ですね!
その為にお互い頑張りましょう(^O^)/