デイサービスに挑戦 その3(お風呂に入れる迄の戦い)

母の観察日記

もうすぐ4回目のデイサービスです。

その前にお風呂に入れてあげないと、今度は行ってくれないかもしれないと思っていました。

それから、1,2週間前から母の頬っぺたが赤くなっていて、今までは赤いだけでしたが一昨日から痒いのか、しょっちゅう掻いているのが気になります。

もちろん「病院行こうか」と言っても、眉間にしわを寄せて首を振ります。

仕方がないので、私の顔用の薬(アトピー性皮膚炎)を少し塗ってあげてました。

その夜、就寝後四六時中どこかを掻いてたので、一旦起こして、顔と首周りを濡れタオルで拭いて、又私の薬を少し塗ってあげて寝ましたが、あまり治まっている様子ではありませんでした。

次の日の朝、私が目が覚めると珍しく母の方が先に起きてパズルをしていました。痒くて眠れなかったのか・・・。

何時から起きていたんだろうと思いながら、絶対今日はお風呂に入れねばと、朝から「今日はお風呂よ」と何度も伝えました。

そうして昼食1時間後、お風呂に入ってもらうまで、今回は30分の攻防が繰り広げられました。

今日は攻めに攻めました。

最初はトランプがひと段落するまで待って、トランプを取り上げます。

すると寝たふりをし始めるので、「昨日痒くて寝られんかったちゃろー!」と言いながら靴下と、上着を無理矢理脱がせます。

母も負けてはいません。頑として動こうとしません。

前に腕を引っ張って起こそうとしたら「痛い!」と言われたので、ひざ掛けを背中に回して身体を引き上げますが、腕を上げて背中からひざ掛けを外して反抗します。

今度はズボンを脱がせる作戦、ソファの背もたれに私が身体をねじ込んで起き上がらせる作戦と、その間ずーっとなんやらかんやら説得し続けているので、さすがにこちらが疲れてきます。

「もうー!私とずーっと一緒に暮らしたいなら、言う事聞いて!」と言った後くらいから、観念したのか大人しくなって立ち上がってトイレに行き、めでたくお風呂場へ。

お風呂場に連れていく迄の30分でへとへとです(^_^;)

お風呂上りも念入りに搔きむしった後をチェック、保湿クリームとかゆみ止めの薬を塗ってあげましたが、顔の痒みは治まらないようでした。

赤みのある所は熱をもっていたので、夕食時には氷を入れたグラスで手を冷やしては、母の頬っぺたに当てて、熱が引くまで冷やしてあげました。(グラスにはアルコールが入っていますよ(´∀`*)ウフフ)

そして、前日はやはりあまり眠れなかったのか、早々に就寝しました。

翌日の9月9日は4回目のデイサービスです。

いつも起きてくるくらいの時間に起きてきました。

朝から何度か「今日はデイサービスよ」と伝えてますが、返事も反応もありません。

朝食後9時になってもいつものように、着替えようともしないので、濡れタオルで顔を拭かせて化粧水、クリームをつけ髪もといて、着替えるように促して何時でも出かけられる状態にしておきました。

「さて、今日はどうだろうか?」

お迎えが来ると、すぐには立ち上がらなかったけど、「お風呂は昨日入ったから入れなくていいですって言っとくけん、美味しいご飯食べてきい」と言ってマスクをはめたら行きたくなさそうな顔はするも立ち上がって行ってくれました。(良かったぁ)

やっぱりデイサービスもキーワードはお風呂だなぁと思いながら見送りました。

母の居ない家に戻るとなんだか寂しい・・・。

母にもデイサービスに早く慣れてほしいですけど、私も母の居ない時間に慣れないといけませんね。

今回はここまで、また何か変化などがあれば報告したいと思います。

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