母(現在93歳)と一緒に暮らすようになって6年が経ちました。
もちろん、母は当初から料理や掃除・洗濯などの家事は一切せず、
徐々に自分自身の事も手助けが必要になってきています。
現在母にやってもらっていることは、自分の洗濯物をたたむこと。
以前は新聞紙の片付けや、回覧板を持っていってくれていましたが、
最近はお願いしても、全く動こうとしなくなりました(^^;)
そんな母が喜んでお手伝いしてくれることがあります。
それが、「もやしのひげ根取り」。
一袋分のもやしのひげ根を黙々と取ります。
手を動かす細かい作業なので、ボケ防止にも良いはずです(笑)
今迄そんなに頻繫にもやしを使って、
料理をすることはなかったのですが、
TVで、価格が安定していた卵ともやしが値上がりしていると。
卵は言わずと知れた鳥インフルエンザや、餌の高騰ですが、
「もやし」はどうして?と思って見ていたら、
原材料の緑豆が値上がりしていて、安い価格での販売が難しく
もやし業者が次々と廃業に追いやられているとの事でした。
そんなもやし業者さんの悲痛な思いを聞いてからは、
意識してもやしを買う様になりました。
野菜炒めかナムルくらいしかレパートリーがありませんでしたが、
ある日大葉が沢山あったので、もやしと大葉の豚肉巻きを作ってみました。
母のひげ根取りが終わると、材料を用意します。
お肉に巻くのはちょっとだけ面倒ですが、
生姜焼き用のすこし厚みのあるお肉を使えば意外に簡単です。
巻いた後に両面に塩コショウして、軽く片栗粉をまぶします。
フライパンに油を敷いて、巻き終わりを下にして並べて
蓋をして両面焼きます。
お肉に火が通ったら、みりんと料理酒を1:1で入れて、
アルコールをとばし、最後にお醤油をみりんや料理酒と同量入れて、
絡ませれば出来上がりです。
(私は大さじ一杯づつで作っています)
もやしの水分もあるからか母も飲み込みやすいようで
良く食べてくれます。
そんな訳で、良く作るようになりました。
作り置きにしようと多めに思って作っても、
いつもぜんぶ食べてしまいます(^^;)
美味しいし、コストもお安く済みますので、
皆さんも、是非もやしを買って食べて下さーい( *´艸`)
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