早いもので、あっという間に8月になりました。
暑い日が続いてますが、母は夏バテすることなくご飯もなんとか食べてくれています。
先々月くらいから、むせるせいか汁物を残すので、とろみをつけたり試行錯誤していました。
それでも残すどころか手もつけないこともあり、又は汁だけ飲んだりするので、いっその事具をなくしたら全部飲んでくれることに気がつきました。
なので、以前から好きなコーンスープや、出汁のみとか。
本当は具だくさんにして色々食べてほしいところですが、とろみをつけるのもやめました(^^;)
それから、去年コメントをいただいた方からのアドバイスで、福岡県主催の「介護に関する入門研修」に7月の終わりから行き始めました。
5日間コース(無料)のもので、8月1日で、既に2日目が終わりました。
2回受講して思ったことは、「介護とは」ということの認識が少し違っていたということです。
テキストでは、介護とは「日常生活を営むことが困難な人に対し、自分らしく身体的・精神的・社会的に健康な生活が送れるように、生活上必要なことを支援すること」となっています。
私は母を介護しているとずーっと思っていましたが、身体的なことだけだったのかもしれません。
精神的・社会的なことは全く考えていませんでした。
研修の講師は、既に介護を仕事とされている方が、交代でされているのですが、
皆さん口をそろえておっしゃることが、
「その人らしく生きていく事を大事にしないといけない」と言われます。
その為に精神的なことや、社会的なことが関係してくるのだと・・・。
今考えると、仕事を辞めたことで少しは精神的に寄り添う事も出来ていますし、たまたまデイサービスに通ってもらう事で、社会的な支援も出来ているのかもしれません。
でも、最初は嫌がる母を無理矢理デイサービスに追いやってしまった罪悪感にさいなまれていました。
そして、「自立」と「自律」。
出来ることをやり続けることが出来るようにお手伝いすることだという事。
「自立」は時間がかかってもいいので、出来ることはやらせること、やってあげすぎは本人の為にならない。
うっすらわかっていても、もたついてるとついつい手伝ってしまいます。
「自律」は自分自身の意思に従って、主体的に生活すること。
認知症の母は、「何が食べたい?」とか聞いても「何でもいい」と答えるし、
だいたい「知らん、わからん、覚えん」の3段活用でしか答えが返ってこないので、
着る服なども、私があらかじめ決めたものを着せていました。
だけど、いくつか並べて「どれがいい?」と聞くとちゃんと選ぶのです。
なので、これからはもっといろんなことを聞きだしていって、自分らしく生きれるようにお手伝いしていきたいと思いました。
コメントいただいた方、アドバイス本当にありがとうございましたm(__)m
コメント