2022年11月10日。久しぶりに研修に行きました。
今回の研修は「認証サポーター養成講座」と、
「認知症高齢者とその家族の心理」の2部構成でした。
「認知症サポーター」ってご存じですか?
私は知らなかったんですが、姉は仕事の関係ですでに講義を受けていました。
「認知症サポーター」とは、認知症を正しく理解して偏見を持たず、
認知症の人や家族を温かい目で見守ってあげることがスタートです。
(配布教材抜粋)
全国ではすでに1千万人以上が受講しているそうです。
これからもどんどん進む高齢化社会の中で、家族や専門職だけでなく、
厚生労働省が、地域全体で見守っていく事によって、
認知症になっても安心して暮らせる社会を目指して始まったものです。
8月に受けた介護研修でも学んだ
認知症の種類や、主な症状、それに対する接し方。
他にも認知症のメカニズムや物忘れとの違い、お薬の種類など等。
最後に自分が、認知症になった時のことを疑似体験するワークショップ。
この体験はすごく切ない気持ちになりました。
いつか自分にもこういう時が来るかもしれないのです。
そして、受講すると「認知症サポーター」を認定するカードいただけます。
最初のイラストが表面で、
裏面に認知症の方に対応するときのポイントが記載されています。
以前はオレンジリングが配布されていて姉はそれを持っていますが、
予算の関係でカードになったそうです(笑)
午後は「認知症高齢者とその家族の心理」という事で、
講師の方がものすごくお話上手で、あっという間に時間がたちました。
主に認知症の方の気持ちの考え方、そして家族の方に対する考え方で、
講師の方は、認知症の家族でもあり、専門職でもあり、
両方の立場で、今迄の経験談を沢山話してくださいました。
どちらの講義も、合間に短い動画などがあって、
そのたびに涙が止まりませんでした( ;∀;)
私は母が認知症なので受講しましたが、
今、自分の周りにそんな人が居なくとも、
いずれ自分も認知症にならないとは限りません。
今後の為に、受講すべき講義だなぁと思いました。
コメント