今回は良くあるトマト缶を使ったトマトスープ。
家の２大スープのひとつであるトマトチャウダーです。どこのお宅でも作られるであろうトマトスープですが、野菜をあまり食べてくれない母にとってはよく食べてくれる野菜料理になるのです。
特にトマトは皮がダメなので、生のトマトは皮をむいてあげたり、小さく刻んであげないといけないので手間がかかって大変ですしそんなにたくさんは食べません。でもスープなら沢山食べてもらえます。
そして、食べてほしい理由は他にも沢山あります。
母親は高血圧で脳梗塞で倒れて左半身麻痺をおこし、長いリハビリを経て普段の生活を取り戻しました。なので、高血圧、コレステロール等の薬を今でものんでします。そして、父も生前高血圧でしたので、もちろん遺伝もあるようで、現在私や兄姉も揃って高血圧です。
母の退院後の食生活を管理したせいか、いつからか健康には非常に興味があり、TVの情報で母や自分にもよさそうなものがあればノートに書き留めたりしていますが、おそらくトマトの栄養素リコピンはほとんどの方がご存知でしょう。
このリコピン（カロテノイド）に抗酸化作用があり、老化や生活習慣病の改善を促す活性酸素をとりのぞく働きをします。
他にもカリウムでナトリウムを排泄を促し血圧を下げたり、中性脂肪やコレステロールの低下。オリーブオイルと調理することで動脈硬化が引き起こす心筋梗塞などの心血管疾患の予防効果を得られ健康効果が高まります。（保健指導ソースガイドより抜粋）
そして今度はニンニク＋オリーブオイルで発生する成分アホエンが血流をスムーズにします。アホエンは脳機能を高め、認知症の予防、改善、脳卒中の予防に役立ちます。他にも免疫力アップ、胃炎・胃潰瘍などの予防コレステロールの改善にもなります。（日経Ｗｏｍａｎより抜粋）
このスープは上記の効能から作り始め、母もいつも食べてくれるのでだんだん材料が増えていきました。野菜のビタミンはもちろん、キノコの食物繊維とビタミンD、シーフードミックスのタウリンや亜鉛・鉄等のミネラル、豆類の大豆イソフラボンを始めタンパク質もとれる。チーズをのせればカルシウムも追加出来るなんと汎用性の高いスープでしょうか！（自画自賛）
前置きが長くなりましたが早速材料と作り方のに入りましょう。
一応作り方を書きましたが、ニンニクを炒める工程の後は全部入れて煮込んでもいいと思います。
家は二人しかおらず、食べる量も少ないので材料も冷凍してあるものが多いのです。この材料から冷凍ものは、しめじ、シーフードMIX、MIXビーンズです。なので、生のしめじだったらピーマンを入れるタイミングで少し炒めると思いますが、冷凍したキノコ類は冷たいうちから煮込んでいった方が出汁が出るらしいのでトマト缶を入れたタイミングで入れています。
節約介護料理なので、付け加えるならハーフベーコンは3つで128円とか138円で業務スーパーで購入しているもの。今回使ったのは1パック分なので、税込でも46~50円。トマト缶もルミエールで70円台～80円台のものを購入しています。野菜やキノコも量的に少しですし、シーフードミックスも業務スーパーのものなので使った量からすると50円くらいでしょうか。比較的お安く出来ています。
いつも色んな食材を食べさせたいので、キノコやシーフードMIX、MIXビーンズ、ほうれん草、ブロッコリー等の冷凍食品は常備しています。ジャガイモが余っていればMIXビーンズの代わりに入れたり、ソーセージが余っていれば、ベーコンの代わりに入れたり。
逆にピーマンがなければ、ブロッコリーやほうれん草をを入れたりしてちょこちょこ作っています。
ローリエはあった方が良いですね。シーフードの臭みを消してくれます。なければカレー粉等のスパイス系のものでもOKです。
私の朝食として卵やチーズを追加して食べたり、何度か温めなおしてる間に水分が減って味が濃くなったらお昼ご飯等のドリアのソース代わりやパスタのソースの代わりとしても使えます。
自分の老後もきっと作り続けていそうですね(笑)
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