2021年J1リーグ第13節柏レイソル戦

2021年5月9日、ベスト電器スタジアムのホームゲーム。5月5日、ルヴァン杯でアウェイの鹿島アントラーズに1-1の引き分け。またまたジョン・マリ選手のゴールでした。惜しくもグループ進出はできませんでしたが、負けなしでホームに戻ってきました。

そして、前回の願いもむなしく福岡も12日から緊急事態宣言が出されることになり、無観客になるかと思ったら、緩和措置で5000人までは許可されました。しかしながら全国的に重症化や、致死率も増えてきているニュースを見ると、やっぱり自問自答。それでも井原元監督をはじめ、去年J1昇格に貢献してくれた上島選手や、若手で頑張っている古賀太陽選手のいる柏レイソルとどんな戦いをするのか楽しみが上回ってしまい、今日もスタジアムに来てしまいました。

今日のスタジアムグルメ

今日は気候も良く、ひなたは少し暑いけど日陰では風が心地よく、若干黄砂の影響で景色や空が霞んでいるものの雲一つない晴天です。

今日は前回の反省をふまえて、席をとったらすぐトイレへ行き、手を洗い売店へ向かいます。

今日のスタジアムグルメは以前より相方が気になっていたビビンパ丼です。

密が気になり前回よりバックスタンドへ行くことは控え、今回はメインスタンド側の売店で購入しました。

MATCH DAY NEWSで確認できる売店の位置は21番の富士企画ケータリングさんです。バックスタンドにも富士企画ケータリングさんのお店はありますが、そこにも置いてあるのかは確認できていません。

一般入場はまだ始まっていないのに、隣には長い列ができていました。キムチ丼のところはほぼ並んでおらず、今日も並ばずに購入しました。

卵が生卵なので、写真の準備中に卵黄が崩れてしまいましたが、卵かけごはんぽくて、甘辛いお肉やキムチの程よい辛さを生卵がマイルドにしてくれてとても美味しかったです。

ご飯の量が私たちには少し多めではありましたが、二人とも最後まで完食しました。金額は600円です。これからの暑くなる時期は食欲を増してくれる一品になるかもしれませんね！

今日の試合のまとめ

さて、試合結果は1-0で完封勝利です。なんとJ1リーグ戦で初の4連勝を飾ることが出来ました！

内容はかなり荒い試合内容でしたね。

やはり、前半ボールポジションはレイソルの方が高かったでしょうか、でも浦和戦と同じく前線からの献身的な守備でボランチやMFも素早くパスコースを消しに行くポジショニングが出来ていて、お互いフォローしながらインターセプトできていました。審判はあまりファールをとらないからか、どんどんプレーがお互い汚くなっていき、クルークス選手は前半43分に負傷して交代する羽目に。（レイソル背番号33番の仕業で担架で運ばれてしまい、試合後も姿を見せなかったのでとても心配）それでもお互いイエローカード2枚づつしか出なかったのはどうなんだろうかと思うくらいの激しいプレーが目立っていたと個人的には思います。

前半はレイソルのペースで終わりましたが、何度かいい形で攻撃も出来ていて、負ける気はしませんでした。

そして後半3分と早い時間に、いつもはセンタリングを上げている方の志知選手がサロモンソンのコーナーキックからヘディングシュートでゴールを決めました！

メインスタンド側から観ていると、奈良選手が決めたかのように見えていましたが、その後ろにいた志知選手のゴールでした。

アビスパ福岡の選手たちはゴールが決まると、必ずベンチへ喜びを分かち合いに行きます。飲水タイムもベンチの選手やスタッフもみんな出てきていて、チームがとてもいい雰囲気なんだろうなと思います。

危ないシーンも何度もありましたが、ホントに村上選手の好セーブもありましたし、選手全員の気迫が伝わってくるように、最後まで体を寄せて、足を出してゴールを守っていました。

何とか先制点の1点を守り切り試合を終えることが出来て本当に良かったです。

今日も葛藤しながらスタジアムに来ましたが、良い試合が観れて、選手の頑張りが結果となることは本当に何とも言えない喜びですね。

元アビスパで頑張ってくれていた上島選手や古賀選手のプレーも楽しみにしていました。残念ながらジョン・マリ選手は今回登録されていませんでしたが、後半ファンマ選手とブルーノメンデス選手のツートップに二人ともてこづっていましたね(笑)

試合が終わって、博多手一本締めをし、選手たちを見送っていると、J1で4連勝という記録を出せたことのアナウンスがありました。我がチームを発足から応援し続けて25年以上、Jリーグではホントに辛い思い出の方が多くて、ずいぶん昔にJ1の生き残りをかけて日立柏サッカー場へ一度だけ行ったことがあります。

試合前から柏サポーターの心無いブーイングを浴びせられ、雨が降ってきてずぶ濡れになり、試合にもぼろ負けして、身も心もボロボロになって福岡に帰った記憶がよみがえってきました。昔からのアビサポは苦しみに耐えてきて、変な免疫があるのかもしれませんが、それも私にとってはアビスパから貰った恩恵であり、それがあったからこそ今日の勝利もかけがえのない一勝になります。ちょっとうるっとなりながらも、「ずっと応援してきて良かった」と思い、夕日に照らされたアビサポの嬉しそうな声を心地よく聞きながら、スタジアムを後にしました。