離れていくアニーモ!
アニーモ!はアビスパ福岡にも公認のボランティア団体でしたので、会員は無条件でアビスパのボランティア会員でもありました。(アニーモ!の説明は私の密かな生き甲斐#animo!前半をご覧ください。)
私はアニーモ!に入る前からアビスパ福岡後援会のボランティア登録はしていて、試合のボランティアもしていました。
アビスパ福岡後援会のボランティア部会という組織が新たに出来て、アニーモ!からも参画することになり、私がボランティア部会の主務をすることになってしまいました。ずっと共にアビスパを応援している友達(以下相方に省略)はアニーモ!の代表の方が(以下代表に省略)と同じアビスパ福岡後援会広報部会の主務なのに、私はアニーモ!からひとりだけで、かなり抵抗がありました。
でも、元々ボランティアもしていたし変な責任感から断る事も出来ず流されてしまいました。
そして、ボランティア部会とアニーモ!通信の発行やアニーモ!での活動の両立は難しくアニーモ!に参加出来なくなっていきました。
おじさんだらけのボランティア部会
主務というのは事務局のような役割だったので、意見を言うというよりは議事録を書いたり、部会の連絡等を主にやっていくというものだったのですが、、、。
後援会(支援いただいてる会社)から派遣されている方々なので、ボランティアもやったことがなく、お忙しい中時間をさいて来てくださっているので、出席率も悪ければ、現場の事も知らない人たちが、机上のやりとりしているのを見ているのは辛いものでした。
見ているだけならいいのですが、机上の企画を具現化することなく、ボランティアに丸投げされていたので、私も後援会の事務局も大変だったのです。
そんな状況をアニーモ!の代表や、ボランティア部会の部会長や副部会長に訴えてもっと部会員にボランティアを実際にやっている人を入れてもらうように働きかけました。
私的には相方をボランティア部会に加えてほしかったんですけど、それはありませんでした。(T_T)
ボランティアさんを何名か部会員に増やしてもらいましたが、その後も色々大変な日々はしばらく続きました。
新しいボランティア部会
そんな中、捨てる神あれば拾う神あり?なのか、アニーモ!とはまた別の助けてくれる仲間が少しづつ増えていきました。そうして部会の全ての部会員がボランティア活動を実際している人たちだけで部会を構成出来ることになりました。
もちろん、ボランティアの人たちも全員自分の仕事がありますので、仕事の関係で出来ることが限られたりするのですが、頼もしい人たちが集まってくれるようになったのです。
そして、今までもやっていたボランティア研修会をもっといいものにしようとか、もっとボランティア会員を増やすためにはどうしたらいいかとか、ボランティア会員同士の親睦会を催したり、今迄なかったボランティアのマニュアルを作成したりしました。
当時のボランティア募集活動
女性だけの観戦ツアーの宣伝でラジオ番組出演
一番思い出深いのは「女性だけの観戦ツアー」を催したことです。
ラジオ番組で広報活動をしたり、チラシを作ったりする広報活動から、企画、手配、準備から当日の運営までです。
もちろんみんな仕事しながらなので、後援会事務局やクラブの協力も得ながらではありました。
バスで参加者をスタジアムにお連れして、スタジアムの見学、その後はスタジアムの会議室で、totoの勉強会(今日の試合を予想して投票)、スタジアムDJの信川竜太さんの話、Jリーグの説明、選手の紹介、アビスパの歩み、と盛り沢山の講義をして、最後はお楽しみ抽選会もしました。
最後にお弁当をお渡しして一緒にサッカー観戦をするという大掛かりな催しでした。
携わっていただいた部会の人はもちろん沢山お手伝い頂いたボランティアの方がいたからこそ出来たことだったし、何より嬉しかった事はこのツアーの参加者が、その後ボランティアに入ってくれたことでした。
今思えばこのツアーがきっかけにボランティア会員だけの新しい部会が出来たような気がします。
色々なボランティア活動
そして、長い間一人のボランティア会員としても活動をしてきました。
最初はゲートでのビラ配りから始まります。
最初の方のJ1の時はスポンサーも多くて、マッチディニュースに沢山のチラシを挟まなければならず、お客さんも多いし、入場に間に合わせないといけないので、それはもう休む暇なく立ったまま折り込みをしながら、お客様の状況を見て、挟み終わったものを配っている人に持って行く、と目の回る忙しさでした。
おそらく、今のボランティア会員さんたちは想像がつかないと思います。
でも、来てくれたお客様に感謝の声をかけながらビラを配るのはとても嬉しくなる仕事でした。
他にも、来賓や報道関係者の受付、公式記録の手伝い等。
選手との懇親会のお手伝いとしては、受付や選手引率、場内整理、ゲームの進行。
ボランティアの研修でも色んな懇親会を催してみんながどんなきっかけで、どういう気持ちで活動をしているのか話し合ったり、選手を数名招いて一緒にゲームをしたこともありました。
アニーモ!同様貴重な経験を沢山沢山させていただきました。
今は内容も増えたり、変わっていると思いますが、アビスパ福岡のボランティア活動に携わる事が出来て本当に良かったです。
ボランティア活動卒業
歳をとるにつれて体力的にも時間的にも、仕事しながらボランティア部会やボランティア活動していくのも、しんどいと思うようになり、そろそろ「普通のサポーターに戻って」ゆっくり試合を観戦させてもらおうと、40代の半ばでボランティアも引退しました。
ボランティア活動を通して出来た仲間も、家族のような生涯大切な人たちです。
もちろん今もスタジアムで会える人たちも会えなくなった人たちも。
こうして、アビスパの歴史と共にたくさんの大切な人たちと出会い、大切な思い出が出来て、まだまだこれからも増え続けていくと思います。
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